和心家(わごこち)ってどんな家?
日本の古くから受け継がれてきた技術は、木を知りその特性を理解した上で生きてきます。その技術は木の良さと美しさを引き立て、日本の風土にも適用してきました。そんな古くから受け継がれた技術と自然素材で、現代の生活様式とコンプライアンスに適合した家を造作する、それが「和心家(わごこち)」です。
ですから、和室が何部屋もあって、床の間があって・・・という訳ではありません。和室が一部屋もない家でも自然資材の良さと日本の風土に適用した家であれば「和心家(わごこち)」となるわけです。そして暮らす人それぞれにあった自由設計プランです。
優(やわらぎ)・悠(ゆとり)・裕(ひろい)
和心家(わごこち)には「優(やわらぎ)・悠(ゆとり)・裕(ひろい)」の三つのグレードがあります。
柱や屋根、内装(壁・床・天井)の仕上げの仕様に違いがあります。
※詳しくはパンフレットと価格表、標準仕様書を参照ください。
自然素材と新建材を適材適所に使用
伝統的な造作に固執し、昔の家をそのままで家を建ててしまうと、今の生活様式に適合せず、劣化が進んでしまうことにになります。和心家(わごこち)は、今昔を適材適所に考えられています。
屋根葺き
「優・悠」は日本瓦の仕様になっていますが、昔のように土葺きではなく、桟葺きです。また「ルーガ」や「カラーベスト」も選択できます。
外壁
無垢の木はとても美しく、立派に見えます。しかし変色がすぐに進行し、劣化による雨漏れも心配ですし維持費もかさみます。そこで和心家(わごこち)では耐久性、耐火性などを加味し、サイディングを採用しています。
真壁と大壁
真壁・大壁ってご存知でしょうか?あまり普段は聞かない言葉ですが・・・
真壁・・・躯体の柱や梁が見えている
大壁・・・躯体の柱や梁が仕上げの壁で隠れている。
だいぶ前から真壁の家は少なくたっています。和室でさえも柱を壁で隠し柱に見せた薄い板を貼ることがほとんどです。折角の木造住宅ですから、柱や梁を見せてその木目や香りを楽しまないともったいないと思いませんか。和心家(わごこち)はこの真壁と大壁を適材適所に配置します。
台所・洗面室・便所の水廻りはどうしても湿気が多く、直に床や壁が濡れてしまうこともあります。そんな場所に自然素材を使用すると、シミや変色、カビ、腐れの原因となってしまいます。その為、和心家(わごこち)は、水回りは大壁、それ以外の空間は真壁にしていますので、自然素材の美しさや香りを十分楽しんでいただけます。
壁、床、天井
和心家(わごこち)の仕上げは下記の通りです。
「優・悠」※部屋によって異なります。
壁・・・漆喰塗り
床・・・杉無垢材厚さ30㎜
天井・・・杉板無垢材
「裕」※部屋によって異なります。
壁・・・ビニールクロス
床・・・杉無垢材厚さ30㎜
天井・・・杉無垢材
しかし、大壁とし、湿気の多い台所、洗面室、便所は下記のようになります。
「優・悠・裕」
壁・・・ビニールクロス
床・・・クッションフロア
天井・・・ビニールクロス
このように適材適所で仕上げ材も決めています。
また、物入・押入にも無垢の板をしようして合板の仕様を控えることで、シックハウスにも配慮した健康で心和む住宅を目指しました。
コンプライアンスにも適用
古くから受け継がれてきた技術で家を造作していくと言えども、コンプライアンスはしっかり守って行きますし、
耐震性、省エネ性、にも優れた仕様で「長期優良住宅」や「認定低炭素住宅」にも対応しています。またZEHにも対応できます。
パンフレットをお求めの場合は、お問い合わせ ください。
注意:近年の社会情勢により価格が変動していることをご承知いただき、ご理解ください。
関連記事
「現代の生活スタイルの和風建築を考える」三重県で和風住宅に住みた方へ
「子育てにも良いとされる自然素材の家について考える」三重県で自然素材を使った家を建てたいとお考えの方へ