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温故知新住まい造りを考える

夏の和風住宅はなぜ涼しいのか?

 

確かに実感はあるんです

 

郊外(特に農村地域)に入母屋の和風住宅の玄関に入ると
涼しく感じた体験ってないでしょうか?

 

実は私が住んでいる家は築33年の
入母屋で土壁塗りの田舎造りの和風建築です。

 

自分でも感じますが、訪問された方にもよく言われます。
「涼しいですね。」

 

色々考えてみました

 

なんでかな~?
自分なりにズ~っと前から考えてきました。

 

南北に窓があるから風通しが良いから?
でも外からの建物に入って涼しく感じるのだから外気より温度が低いはずだ。

 

そうなると風通し良いは関係ないかな?

土壁や木・襖・障子に調湿効果があるからかな?

 

色々と考えてきましたが・・・

 

 

たどり着いた答えは

 

これはあくまで私の持論です。
特に調査も実験もしていません。

 

この涼しさに一番かかわりが深いのは
昼間外壁や窓に太陽光が当たってないからだと思ったのです。

 

もちろん朝夕は横から太陽光が当たりますが、
この横から当たる西日対策として「西に窓は設けるな!」

と言うことから西面に窓はありません。

 

特に南側については真夏に正午頃は窓や壁だけでなく、

建物のそばの地面も日陰となっています。

 

これは今の住宅に比べて軒の出か大きいからです。

 

 

軒とは・・・

木造住宅の軒先

この部分のことです。

 

今どきのほぼ総二階の家は軒が小さく、ましてや窓に庇がついていないため
外壁だけでなく窓にも直射日光が当たっています。

 

軒先が短い木造住宅

こんな感じの住宅です。

 

もちろん断熱対策はちゃんとされているでしょうけど
でも真夏の日向と日陰では外壁の上昇温度が違いますよね。

 

 

弊社で施工した津市のY様新築工事は軒が深い和風住宅です。

やはり夏は涼しいです。

Y様も訪ねて来るお客様に「涼しい家ですね」とよく言われるそうです。

 

 

これは先人たちの知恵が詰まった日本の風土に合った家づくりのひとつなのかもしれません。

 

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