三重県津市・松阪市注文住宅/家づくりの進め方(何から始めれば良いか)
家づくりのスケジュール
家を建てる時、「何から始めたらいいの分からない」「このやり方であっているのか」とお悩みの方、家づくりの流れとそれそれのポイントを解説します。理想のマイホーム造りにお役立てください。
ステップ① イメージづくりと費用の把握
住宅雑誌、インターネット、モデルハウス、カタログ等で情報収集し、自分たちが暮らしたい家のイメージづくりをしましょう。この段階では、細かな事より、新建材を主に使った今どきの家なのか、無垢材を使って健康や癒しを求めた家なのか家なのか、洋風なのか、和風なのか等、大まかにイメージで大丈夫です。これをする事で次のステップにつながります。
もう一つ始めにやっておくことは、どんな費用がどれだけ掛かるのかを把握することが大事です。実はパンフレットやチラシに載っている坪単価では家は建ちませんし、チラシに載っている土地の値段だけでは土地は買えません。どんな費用がどれだけ掛かるのかを先ず把握する事です。
そうすることで、総額が把握でき、建物と土地にどれくらい費用が掛けられるのかが把握でき、後の計画がスムーズに進みます。
※どんな費用がどれだけ掛かるのかを具体的に解説しています是非ご覧ください。
弊社では、お役立ちの精神でこの総額を無料で試算しますので、お声がけください。
ステップ② 建築会社探し
ステップ①でのイメージに合った家を建ててくれそうな建築会社を探します。
大手ハウスメーカーやビルダーは、それぞれに独自の工法に特徴づけたり、特典をつけたりしていますが、完成した建物にはさほど特徴が無く、自由設計としながらもその自由度は小さいと言われています。
地元の工務店も無垢材を使うことで特徴を出している事もありますが、建て主の要望やこだわりに答えてくれ、自由度は前者より高いと言われいます。
インターネットを活用する場合は、キーワードを絞って検索します。例えば、地域名「津市」等とこだわり「洋風」「和風」「自然素材」「無垢材」「和モダン」・・・等、そして最後に「工務店」「建築会社」等です。こうすることで、理想の家を建ててくれる業者をいくつかピックアップできます。
兎にも角にも自分が理想とする建築会社を何社かに候補をしぼって、本当に自分たちの理想のマイホームを実現できるか判断しましょう。
※各建築会社の特徴と選び方について詳しく解説しています。
三重県で家を建てるなら工務店か大手ハウスメーカーかどっちを選ぶ!
弊社では、心和む和風住宅「和心家」(わごこち)を紹介しています。
ステップ③ 土地探しと購入・登記
土地は、建築費用に大きく差が出る要素があります。ただ単に利便性や価格だけで決めてしまうと、思わぬ落とし穴や出費につながることがあるので要注意です。
関連費用:土地の売買契約時の手付金/土地の所有権移転登記費用/境界の確定等家屋調査士費用
※土地探しのためのヒントを詳しく解説しています。
弊社では、土地探しのアドバイスやお手伝いを行っています。是非ご相談ください。
ステップ④ 建築会社をきめる
2社~3社に絞ったら、それぞれの建築会社の見積やラフプラン図を参考にじっくり比較しましょう。
また見積やプラン作成時での打合せなどから、建築会社の印象や特に担当者の印象、相性が良いかどうかを見極めることも建築会社を決める時に重要になります。見極めるポイントは担当者のヒアリング力と提案力です。
※建築会社の選び方のポイントや注意事項を解説しています。
弊社でも、お打ち合わせの上「お見積り」と「ラフプラン図」を無料で作成しています。
親身で一生懸命に取り組みますのでお声がけください。
ステップ⑤ プランニング
ラフプラン図を元に自分の要望などを何回も打合せして、理想のマイホームを実現しましょう。
先ずは基本設計で、各部屋の位置大きさ、収納スペース、エアコンの位置、コンセントやスイッチの数と位置、等々プランや予算を調整していきます。
次に実施設計ではさらに詳細な部分、内外装の仕様や色、設備機器などを決めていきます。
また自分たちの要望だけでなく、担当者(専門家)のアドバイスも聞き入れましょう。
設計事務所にお願いする場合や建築会社に設計部門がある場合は、打合せや図面作成の設計料発生します。
またこの場合、実施設計段階での大幅な変更は変更料金が発生することがあります。
※家のプラン考える時に大事なポイントを解説しています。
理想のマイホームを実現するにあたり、弊社ではプランニングに半年以上掛けて行っており、この段階を最も重要な一つと位置付けています。
ステップ⑥ 建築確認申請
確認申請は役所に提出するもので、建築する建物が法規に適合されているか確認を受けます。申請者は建築主ですが、書類作成や提出は、建築会社や設計事務が代行するのが一般的です。
この申請の提出後のプランや仕様の変更は追加料金が発生しますのでステップ⑤でしっかりとプラン等を確認しておきましょう。
関連費用:確認申請申請料
ステップ⑦ 住宅ローンの申し込み
確認申請がおりたら、必要書類をそろえて金融機関に住宅ローンを申し込みます。
住宅ローンがおりるタイミングは、建築会社に支払う時期を確認しておく必要がありますので注意しましょう。
関連費用:ローン契約印紙税/融資事務手数料/保証料/抵当権設定費用
ステップ⑧ 工事の請負契約の締結
施工業者と工場生産契約を結びます。添付されている図面、工事内訳書、約款などで、これまでの打ち合わせてきた内容に間違いがないかよく確認しましょう。
業者によっては、契約書一枚ということもあるようですが、それでは工事内容が明確でないので、工事中や完成後にトラブルとなることがありますのでご注意下さい。
契約書で不明な点は、しっかり業者に確認をしましょう。
関連費用:契約印紙税
ステップ⑨ 着工・躯体工事
いよいよ工事着工です。
工事を着工に当たり「地鎮祭」を行うことが多いです。一般には神主に工事が安全で滞りなく完了するよう、お祓いをしてもらいますが、建て主の信仰により神前でない場合もあります。この時の玉串料は自費となることが多いです。
続いて、地盤調査、地盤改良工事、基礎工事と続きます。
次はいわゆる建前です。建前とは大工が大勢で事前に刻まれた柱や梁などを組み立てて行く工事です。この時上棟式を行う事があります。建築会社によっては、イベントとして行うこともありますが、省略すことも結構あります。
建前はおめでたい日でもあり、約一日で棟上げまで行いますので、是非、現場に出向いて頂くことをお勧めします。建前を行う大工ともコミュニケーションをとると大工の士気が高まるものです。
躯体工事が完了すると第三者機関による中間検査を受けます。図面通りに筋かいや構造用面材、補強金物が取り付いているかを確認します。
関連費用:請負業者への着工時支払い(請負金額の1/3が目安)/請負業者への上棟時支払い/玉串料
弊社では、図面よりイメージがわきやすい、この時点で電気関連設備(照明、コンセント、スイッチ、エアコンの位置)を現場でお施主様と確認打合せを行います。その他にも要望の変更や追加を確認します。ただし確認申請に係る事項についてはお断りすることがあります。
ステップ⑩ 内外装工事
大工が窓を付けいたり、床を張ったり、ドアの枠つけたり、内外装の仕上げの為の下地工事を行います。
追って外装工事業者や内装工事業者そして適宜、設備工事、電気工事業者が仕上げていきます。
弊社では工事の進行状況で手戻りとならない変更、追加工事についてはその要望にお応えします。
ステップ⑪ 建物の完成・引き渡し
完成時にも第三者検査機関の完成検査をうけます。これに合格すると検査済証が役所から発行されると、法規に基づき完成した建物として使用することができます。
今度は、建て主が請負業者立会いのもと注文通りに建物が完成しているか検査します。これは全ての建築会社が実施してるわけはありません。その場合には自主的に点検して、気になるところは請負業者に指摘しましょう。
これら確認、検査が完了して引き渡しとなります。
関連費用:請負への完成時支払い
新生活のスタート
必要書類をそろえて建物の登記を行います。
家具やカーテン、電気器具等を搬入して、引っ越しです。
理想のマイホームで新生活のスタートです。
関連費用:家具代/備品購入/引っ越し代/近隣挨拶費/不動産所得税/固定資産税/都市計画税/
団体信用生命保険料
如何でしょうか。家づくりの流れの中で重要なのは着工するまでの計画と準備です。
「段取り八分」とよく言いますが、家づくりも同じです。工事が着工してしまうと、大きな後戻り(変更や追加)は出来なくなると思って頂いた方が良いと思います。
100%満足する家づくりは不可能に近いとは思いますが、「ああすれば良かった」「こうしとけば良かった」なんて後悔するより、計画時にさんざん考えつくしていれば、「あれは仕方なかったんだ」「あれはこれで良かったんだ」と納得できます。
弊社では、計画に長い期間を掛け、親身に一生懸命、理想のマイホーム造りを行っています。
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会社名 :株式会社アトリエLiving Craft
住所 :〒514-1122 三重県津市川方町501-2
代表 :代表取締役 扇野 正実
ホームページ :https://atelier-lc.net/
営業時間 :8:00~19:00(日曜定休)
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