三重県津市/大工さんが作った本棚
娘に頼まれて本棚を造りました
コロナ騒動で、先延ばしになる工事が多くて少し時間があったので作業場にある残材で本棚を造ってみました。
おしゃれとは言い難いですが、杉を使って作りました。幅の広い集成材の板使えば、本棚らしくなったのかもしれませんが、結構高価なので作業場にある残材を使用したのですが、これが思ったより手間がかかりました。
材料は、杉の間柱と野縁と野地板という仕上げ材ではなく、下地材を加工して作りました。あちこち節やヌタ(木の丸い部分)があり、また下地材なので木のそりやねじれを直すのにも苦労しました。
組立は、しゃくりや仕口を工夫して杉板を張り付ける以外は釘とビスは使わないで造ってみました。
本棚上の画像は間柱材と野縁材にしゃくりを入れて杉板を差し込んで組み立てました。
本棚裏の画像は、左右の間柱材を固定するための仕口です。
仕上がってからでは見えませんが、その他にも色々工夫しました。
こうすることで、釘やビスを使わずに組み立てることができます。
製作手間を考えると集成材を使った方が安上がりだったかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
伝承される匠の家づくり「和心家(わごこち)」の紹介
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会社名 :株式会社アトリエLiving Craft
住所 :〒514-1122 三重県津市川方町501-2
代表 :代表取締役 扇野 正実
ホームページ :https://atelier-lc.net/
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e-mail :info@atelier-lc.net
電話番号 :090-3694-8588
営業時間 :8:00~19:00(日曜定休)
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