内窓の効果を実感するために・・・

内窓は令和5年のA様改修工事で設置してその効果はお施主様より断熱性や防音性に効果があることを聞いていました。もちろんこの工事も「住宅省エネ2023キャンペーン」の補助金を使っての工事でした。以前より内窓に興味があった私はこのことでその効果ありと考え、我が家でも設置してその効果を実感しようと設置をしてみました。

内窓って何？

内窓とは、外部に面する窓、俗にいうサッシの屋内側にもう一つサッシを取り付けることから内窓と言います。

下の設置前と設置後の写真を見てもらえばお分かり頂けると思いますが、設置後の写真には窓が二重に取り付いています。この内側にあるナチュラル色のサッシが内窓です。

築40年の我が家のサッシはアルミの枠に単板ガラスです。冬場は室内の湿度が高いと結露するし、アルミサッシと言えども隙間があります。一方、内窓用のサッシは樹脂製の枠でペアガラスです。建具と建具の隙間なく処理されているのです。

内窓の設置場所の選択

家の窓のすべてに内窓を設置できれば良いのでしょうが、費用が嵩むので今回はエアコンあるLDKと寝室3部屋に設置することとしました。ですから普段使わない和室と廊下、浴室、洗面脱衣室、便所は設置しませんでした。

もちろん費用のこともありますが、断熱性や気密性を高めるために設置するのであって内窓を設置することで外気温の影響を削減はできますが内窓の設置だけで冬暖かく、夏涼しくなるわけではありません。ですから冷暖房器具は必要となりますので、エアコンのある部屋を選択した訳です。

内窓の効果は如何に・・・

内窓の効果と言っても温度計などの測量機器は特に使用してませんのが、数値を使って効果をあらわすなら、エアコンの暖房の温度設定が3～4度下げることが出来ました。

体感としては、キッチンでガスを使うとそれだけで結構あったまります。また部屋が前より全体にあったまるようになり、以前だと暖房を切るとすぐ部屋が寒くなりましたが、温かさが持続するようになりました。

我が家の床、天井、壁には断熱材が入っていません。

イメージしてもらえばわかって頂けると思いますが、屋根（天井）、壁、床より窓が一番外気に影響を受けやすいということです。窓の断熱効果を高めれば実感できるくらいの断熱性能が上がるということです。

住宅省エネ2024キャンペーンは始まっている

住宅省エネ2023キャンペーンは終わっていますが、この補助金は住宅省エネ2024キャンペンーンに引き継がれもう始まっています。

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