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耐震補強はなぜ必要なのか?

耐震補強に対する認識

耐震補強に対する意識は、東日本大震災により一気に高まったように感じます。実際にその直後は耐震補強工事の補助金の数が不足している状態でした。しかし、今はその意識も下がり補強工事の数も減り、せっかくの補助金も余っているようです。

 

では、大震補強に対する認識が無くなったかと言う訳でもありません。皆さん耐震補強工事をやらなくてはいけない事は重々承知しているのです。ではなぜしないのでしょうか。

 

実際の声を聴いて分かること

 

私は月に一回、津市が行っている無料の耐震診断の受診啓発活動を三重県木造住宅耐震促進協議会を通して参加しています。一日70軒から90軒ほど訪問する中で無料の診断を申し込みをする方は、多い時で数軒、2~3軒くらいがほどんどで、時には零軒という日もあります。もちろん留守のお宅も多いですが・・・。この啓発活動を通して色んな声が聴けます。

 

無料にも関わらず申し込みされる方は少ないと感じています。その理由として、「地震に対する耐力が無い事が判り切っているから」「補強する費用が多額だから」等が皆さんのほとんどの声です。

 

耐震補強で補助金を利用したとは言えその割合は、弊社の実績で2割から4割程度であとの費用は自己負担とるからです。これが一番の理由でしょう。

 

耐震補強をする意味

 

以前耐震補強を工事させて頂いたお施主様に、耐震補強の意味について話をしたことがありました。それは、工事を始める前にお施主を設計事務所の先生と訪ねた時のことです。設計事務所の先生は補強計画を説明し、私はその計画に基づいた見積りの説明をしました。

 

その後、こんなお話しました。

 

耐震補強工事は、大きな地震が発生した時、避難する時間をつくることであり、建物の損傷防ぐなど建物を守るもではなく、人の命を守るために行うものです。海に近い方や傾斜地などにお住いの方には、特に補強工事が必要であると考えます。

 

地震がきて建物が傾いても逃げる隙間を確保できたていれば、津波が来る前に逃げることができます。

傾斜地でもおなじです。地滑りをしようが土砂が流れ込んでこようが、逃げる隙間を確保できれば命は助かります。

 

絶対的な保証があるわけではありませんが、補強をしない建物よりは、安全に避難できる確率は高くなります。肝心なのは、一回目の大きな地震がおさまったらすぐに安全な場所に避難できることです。

 

お客様も、補強をお考えの方でしたので、なるほどと理解していただけました。

 

人それぞれ、考えや事情が違いますが、自分や家族の命を守る意味で耐震補強は大事であることには違いありません。目新しい情報ではなったかもしれませんが、再認識して頂ければと思います。

 

※この投稿は三重県津市についての事ですので、他市町村には該当しませんことご了承ください。

 

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