虫の多い夏に虫の侵入を防ぐため、窓を閉め切りエアコンをかけて過ごしているのに、蚊等（羽虫）が照明器具の周りを飛んでいる事ってないですか。一体どこから入ってくるのでしょうか。

虫は家に入ってくるのではなく、吸い込まれいる！

「えー本当！」っていうタイトルですが、家が虫を吸い込むようなことって本当にあり得るのでしょうか。私の記憶が正しければ、こんな状況だったと思います。夕方が過ぎ、外が暗くなるころ部屋の電気を付けますよね。この明るさに虫が寄ってくることは、誰もが承知だと思います。この暗くなった夜に家の中では何が行われているかと言うと、それは夕食の準備です。加熱調理の時に換気扇を回しますよね、この換気扇が原因で虫が部屋の中に吸い込まれているのです。

どういうことかと言うと、換気扇を回すことで、家の中の空気が外に排気されます。その外に出た分だけどこからか家の中に空気を取込まなければなりません。その給気になる箇所がサッシのちょっとした隙間です。この換気扇により大量に排出される空気をちょっとした隙間で給気するのですから、その隙間からはすごい勢いで空気が入ってきます。その隙間の近くにいた虫が意図せず空気と一緒にムリヤリ吸い込まれているとういうことです。どんなに閉め切ってもサッシの小さな隙間はふさぐことはできませんし、それが出来たとしても、排気した分どこかで給気しなければなりません。

虫を吸い込まないようにする方法は

この虫の吸い込む現象を防ぐには、窓を閉め切っているために給気する部分がすくないので、強い勢いで空気が入ってくるのですから、給気する部分を大きくしてあげれば緩やかに空気が入ってきます。例えば換気扇を使用する時だけ、その使用する部屋の窓を開け網戸にしておいたり、給気口（網付き）のある家はそれを使用するのもいいと思います。

本当に「目からうろこ」みたいな話しですよね。

虫の多い夏に一度ためしてみてはいかがでしょう。

※ただしこの方法は、蚊のような羽虫の場合で、ゴキブリやムカデ、蜘蛛には効果は無いようです。

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