三重県松阪市N様の根元が腐ってしまった玄関ポーチのみがき丸太の交換
今チョイブームなみがき丸太
玄関ポーチの庇を支える磨き丸太の交換について書きます。
昔はよく使用された玄関ポーチの丸太柱・・・ なんと! 今需要が増えているようです。
玄関へのワンポイントとして十分なインパクトを与えてくれるし、木肌も本当にきれいですよね。
丸太の取付方法に気を付けよう!
でも、
取付方法に気を付けないと根本がこんな風になってしまいます。
ポーチのタイル仕上げの土間に埋めこまれていました。
銅板を巻いて腐れから保護する施工はされていましたが、長い間にここまでになってしまってのです。
それで取替となりました。
丸い桁に丸い柱を取り付けるための型取り
ここで・・・問題です。
丸い柱を丸い桁に取り付ける場合どうやって型をとると思いますか?
しかもこれらは、真ん丸ではありますん。
色んなやり方があるとは思いますが、今回は・・・
コンパスで取り付ける丸太柱に丸い桁の型をとりました。
こんな感じです。
最初は桁に差し込むほおづを加工する時に丸く加工しないで、だいたいの形で加工します。
そしてそれを桁にさしてコンパスで型を取り、加工します。これを何回か繰り返します。
上の写真は何回か繰り返した最後の型取りです。
古くから「口引き」という丸太の型を取る道具があります。この道具がコンパスに似ていたので代用しました。
昔から同じ様なやり方で加工していたんですね。
柱との際に桁の木の色が薄いところがありますが、これは前の柱の名残です。同じ丸太でも、大きさも形も微妙に違いますのでこうなります。
ところで問題の柱と土間の取付ですが今回はこうしました。
ステンレス製の柱脚金物を使用して雨が柱に濡れてもすぐ乾くようになりました。
今回はこの辺でご拝読ありがとうございました。
※匠の仕事「和心家(わごこち)」の紹介
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会社名 :株式会社アトリエLiving Craft
住所 :〒514-1122 三重県津市川方町501-2
代表 :代表取締役 扇野 正実
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