建て前は待ったなし！

しかし、今年の8月9月は雨が多いですね。工程が遅れ、そして工程が読めないのでほとほと困っていますが、建て前は、吉日を選ぶことが多くまた大工も大勢来てもらうので、基礎や土台敷が遅れたからと言って簡単に順延する事はできません。ですから建て前は待ったなしなのです。O様新築工事では、台風16号での雨が心配でしたがほぼ影響はなく順調に進めることが出来ました。

建て前とは

大勢の大工で柱、梁、小屋（主に屋根部分）組みを組み立てることを言います。小屋組みのなかに含まれる「棟」を上げまでが「建て前」とされている事から「棟上げ」「上棟」と言う事もあります。

9月27日基礎の型枠を解体しました。

基礎手順⑨の型枠を解体しました。

※基礎手順については、津市O様新築工事　天候に左右されやすい基礎工事の「住宅の基礎ってどうなってるの？」をご覧ください。

立ち上がりコンクリートについては工期圧縮の為、早強コンクリートを使用しました。そうすることで普通コンクリートより強度が早く出るので、型枠の解体時期も早くすることができます。

これで、基礎が完成です。

9月28日、29日土台と大引きを取り付けました。

下の写真で見て頂いてもどれが「土台」でどれが「大引き」かわかりづらいかと思いますが、基礎の上に取り付けるのが「土台」です。大引きはそれ以外の部材で束（土間コンクリートに突っ張てりいる金物）を使用して取り付けている部材です。

また、基礎と土台の間に黒く見えているのは「基礎パッキン」です。基礎パッキンは通気の目的で使用します。床下の通気を良くることで、湿気を防いでくれます。

次回の予告

次回は、建て前の準備として仮設足場といよいよ建て前の様子をお届けできればと考えています。

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