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三重県津市T様のLDKのリノベーションを考える!実例で紹介

新しい、美しいだけのリノベーションでは・・・

 

リノベーションやリフォームをすると、壁・天井・床や建具、システムキッチン等が新しく生まれ変わり気持ちのいいものですね。また、家具の買い替えや配置を変えてみたり、カーテンを新しくしたいと、思いも膨らみます。

 

でも新しくなる、美しくなるだけのリノベーションでは完成した直後は満足感がありますが、計画時に良く考えないと「ああしとけば良かった~⤵」を連発する事になります。ではどうすれば長くその満足感が続くリノベーションやリフォームができるのかを考えて行きたい思います。

 

今の生活を考える

 

共用部で一番大事な空間がLDKです。お子さんの成長や家族構成の変化等、今の生活の中で不便と感じていること、今のままで満足していることを先ずは、思い起こしてみましょう。

 

家具の配置や数を考える

使いやすい位置にあるか、不要な家具はないか、特にキッチンやTV、ソファの位置はポイントとなってきます。またドアや窓の位置も家具の配置に大きく影響してきますので考慮しなければなりません。

 

動線を考える

それぞれの家族で生活動線は違います。朝起きて寝るまで生活動線を考え、LDKがどう関わってくるのか実際LDKでどういう行動をしているのかを考えて下さい。

 

解決したい問題とどんな空間にしたいかを考える

 

解決したい問題は何か

散らかっている、落ち着かい、使いづらい、狭い、家事がしづらい、等

 

どんな空間にしたいか

広々と感じたい、スッキリしたい、家族が集まる場所としたい、落ち着きたい、安心したい、ワクワクしたい、家族で食事作りを楽しみたい、等

 

今の空間の特徴を考える

 

空間の長所はどこか

一つのまとまった空間になっている、天井が高い、大きな窓があり部屋が明るい、窓の外の景色が良い、等

 

空間の短所はどこか

間仕切りがあり窮屈、天井が低い、柱・梁があり使いづらい、空間が長細い・凸凹している、窓が少なく暗い、収納が少ない・使いづらい、等

 

津市T様LDK改修工事で考える

当初は、バルコニーからの雨漏りが原因でキッチンの天井にシミが出来たので、その天井の張替え工事として現地調査に伺いました。

ところが、その日にいっそのことLDKをリノベーションしたいと依頼されLDKリノベーション計画がスタートしました。

 

どんなLDKにしたいのか

不断は、お施主様ご夫婦とご主人のお母様との三人暮らしですが、年に2回かお施主様のお子様やお孫様が大勢集まって、食事をするのでLDKを広々した空間にしたいとの要望でした。

 

上図は、現況図です。

図には記載されいませんが冷蔵庫の横に食器棚・家電ラックとウォーターサーバーが掃き出しの窓をふさいで配置され、和室との壁沿いに本棚がありました。また既設カウンターにそってキッチンと居間の境を示すように天井に下がり壁がありました。

 

空間の長所はどこか

・LDKが一つの空間になっている(16帖)

・掃き出し窓が南側に2か所あり採光と通風が良い

 

空間の短所はどこか

・LDKの大きさの割に家具等が多い

・LDKとしては少し面積が小さい

・キッチンと居間を仕切る下がり壁が空間を狭く感じさせている。

・食器い棚と冷蔵庫の位置がキッチンから離れているため使いづらい

・ソファが入り口をふさぎ開閉が出来なくなっている

 

最初の打合せで、まずはLDKにあるもの全てについて今後使うものと不要な物を仕分けしてくさいとお伝えしました。

 

プランの提案

 

4つプランを提案させて頂きました。その中の2つちを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の図は、リビングとキッチンの動線を一体化させ、また買い物から帰ってた時の動線を短くなることを配慮したプランです。

右の図は、対面キッチンとすることで、リビングとキッチンとのコミュニケーションが取れるように配慮したプランです。

両図共にダイニングテーブルを配置するスペースがないので、バーカウンターとしました。

TVの位置はお施主様希望でリビングの左に配置しました。食器や調理器具は、不要な物を整理し、カップボード・家電ラックを新設することになり、本棚の中身ごと処分するこになりスッキリとした空間を目指しました。また下がり壁も広い空間に感じるよう撤去することとしました。

ここで新たな事実が分かりました。奥様は、普段玄関から出入りせずキッチンの南側の掃き出しから出入りするとのこと、そこで上図左のプランの動線は、返って動線が長くなることが判明し、上図右のプランで進める事となりました。

 

がしかし・・・

次の打合せにもう一つプラン提案をしました。

 

上図のプランです。お施主様の意に反しTVの位置を変えたプランです。TVの位置が変わっただけで、似たようなプラントという印象ではないでしょうか。しかし前に進めようとしたプラントは大きな違いがあります。

テレビを見ている人とキッチン立っている人が会話をする時、上図のプランですと90度弱で顔が向き合い会話ができますが、前のプランですと180度顔を回転させないと顔が向き合えません、ともすると顔を向き合わせないまま会話をすることになります。この差はコミュニケーションを考える上で大きな違いがあります。また、家に帰ってきた人がLDKに入ってきた時(上図の場合廊下から右側のドアからが入り口)リビングのソファからもキッチンからも顔を合わすことがでるのでコミュニケーションが取り易いプラントなっています。

お施主様にこの事を説明しご検討頂いた結果上記ブランでリノベーションを行う事となりました。

それからこのプランではお子様家族が大勢集まった時、キッチンを2~3人が使用できるようシステムキッチンとカッブボードの距離を1ⅿ8㎝確保しました。

また細かなところでは、キッチンで使用する家電(炊飯器、電子レンジ、ケトル、オーブン、コーヒーメーカー、ウォーターサーバー等)の位置も全て決めてそれに合わせコンセントの配置しました。また大勢集まる時に使うホットプレート2台用のコンセントも電気がブレイクしないように配置しました。

リノベーション前の空間の短所を改善しつつコミュニケーションがとり易い空間となりました。

 

リノベーションの完成画像

津市T様のモノトーンの床にスカーレット色のキッチンが映えるバーカウンターのがあるLDKリノベーション

 

その他リノベーション知っておきたいこと

 

冷蔵庫の場所

調理をする時は先ず冷蔵庫から食材を出して、それを洗って、切って、煮炊きするという順番からシステムキッチンのシンクの近くがお勧めです。また奥まった場所に配置すると飲み物や調味料が取りづらくなるので気を付けましょう。

 

キッチンの通路幅

キッチンの通路幅とは、キッチンと壁もしくは、カップボードや冷蔵庫との間の距離のことです。一人で調理する場合は、750㎝以上がキッチンメーカーの推奨となっています。ただしシステムキッチンやカップボード、冷蔵庫が引き出しが多くそのスペースも加味すると90㎝~100㎝程度が少し余裕があって良いようです。

2人で調理をする場合は、100㎝~120㎝程度は確保したいところです。

この時気を付けなければならないのが、冷蔵庫です。カップボードは奥行き45㎝程度ですが、冷蔵庫は70㎝程度の奥行きが必用です。ですからキッチン通路は、システムキッチンと冷蔵庫の奥行きで決まることになります。この間は最低75㎝は必要となります。

 

御主人に調理を手伝ってもらうために

男性は潜在的に行き止まりを嫌うようです。ですからシステムキッチンはアイランド式にすると良いと言われています。効果があるかどうかお試しあれ。

 

 

いかがでしたか、LDKは家族のコミュニケーションの場として最も大事な空間です。会話や笑顔があふれ、こころ和むLDKであってほしいですね。お役に立てれば幸いです。

 

よろしければ弊社にもご相談下さい。お問い合わせ

 

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